メディアミックス
原義としては、広告業界の用語で商品を広告・CMする際に異種のメディアを組み合わせる事によって各メディアの弱点を補う手法をメディアミックスという。現在では特定の娯楽作品が一定の経済効果を持った時、その作品の副次的作品を幾種類かの娯楽メディアを通して多数製作する事でファンサービスと商品販促を拡充するという手法を指す事が多い。
起源としてはメディアは「媒体」からミックスは「プロモーションミックス」からとられている。基礎理論は、1人につき3回の広告接触頻度で十分とするクラグマンの「スリーヒッツ理論」を発展させた考えで、各媒体を用いてそれに合わせた最適な広告手段を計画する事。決められた広告費用で最大の広告効果を得る事が目的となる。
2000年代中半以降、多くの商品・作品が、何らかのメディアミックス展開を導入していて、2ジャンル程度のメディアミックス展開がなされているのは当たり前というほどである。その程度の規模で大衆の格別の関心を引くことはもはや不可能に近く、費用対効果の低下傾向がみられる。そういった従来のメディアミックスに疑問を持つ企業もあり、「新たなメディア展開」を考えるべき時期にさしかかっている。